深海魚鉢

イラスト・音楽・写真・童話をブログ深海魚鉢に展示しております。

INFOMATION

UPDATE2018/03/03

EVENT…COLUMN01・LLUST…SPIRIT01


序文

足の下に月が見える
深い深い海の底
青く照らされ浮かぶ森
断片を覗く深海魚鉢


右記カテゴリより

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ILLUST…CREATURE・SPIRIT・PLAYER・VISITOR(幻想世界の住人)
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COLUMN01

古町は弘願寺の事

新潟市の古町には弘願寺というお寺があります。新潟市の人には
古町のでっかいお坊さんと言った方が伝わるかも知れません。
でっかいお坊さん?なにそのお寺?それではご説明しましょう!

外観はお寺と聞いてイメージする木造建築ではありません。
二階建て正方形のコンクリート建築で、一階は黒、
二階は白の大理石を壁面に貼ってあります。
二階の両端から突き出したガラスケースには仁王が、
そして屋上には三十尺(9メートル!)のコンクリート仏像、
弘法大師が立っています。
屋根・門・窓を私たちがイメージするお寺の意匠で纏めることで、
全体がシンプルかつモダンに調和されていて好みのデザインです。

古町のビル群の間から現れる巨大空海さんは圧巻!
ガラスケースで空中浮遊する仁王さんを
イジるのさえ忘れてしまいます。さすが主役。

20180228colimn01.jpg

インターネットの情報では元ストリップ劇場の建物を
改装したらしいです。どう感じるも自由とは思いますが、
花街古町を支えてくれた先人の物語を感じて欲しいと思います。
誰だって(建築だって)、出生や履歴だけであやしまれるより、
本意を見て欲しいでしょう?それにストリップはステキです。

弘願寺は真言宗智山派のお寺です。開基は昭和44年。
平岡弘観さんが四国八十八ヶ所修行の道場として建立したとあります。
古町だからこそのお寺ですから商い・色恋、人の心を
救ってくれている、人間的なパワースポットかも知れませんね。
現在は弥彦山は西生寺(こちらも有名なお寺です)が管理をしており、
毎月28日にご住職が護摩供養を行いに来られます。

西生寺のホームページ(テキストが和み系)で
気軽に護摩供養参加してみてねとありましたので
2月の28日、ドキドキでお邪魔させて頂きました。

門は二階の中央にあり、左右へ伸びる階段を上がり堂内へ入ります。
上空と左右から空海さんと仁王さんが見ております…オオゥ…。

堂内は正面に大日如来、中央のぐるりと回れる須弥山
(でいいのかな?)には四国八十八ヶ所の観音、また
御本尊の不動明王、毘沙門天、諸仏諸天のみなさんが
素敵な配置に収まっており、東寺の立体曼荼羅や
仏塔の中を思わせ、またも好みな空間です。
小さなお堂に護摩壇や梵鐘までコンパクトに収まっていて、
テーマパークみたいなワクワク感。イッツ・ア・スモール密教。

私は招かれないと中に入れないタイプの人間ですが
(NotドラキュラI'm小心者)、折角来たのだから
声の聞こえる方へ、護摩供養はもう始まっていて
ご住職の法話の最中にヌルッと参上してしまいました。
参加者のおば様方はスッと輪に加えてくれて、
優しくお参りの仕方も教えてくれました。
護摩供養のあとはみんなでワイワイおしゃべりの時間、
お茶と豆大福ご馳走様でした。
僕は口下手でお辞儀をするばかりでしたが、嬉しかったです。

20180228colimn02.jpg

毎月28日のみの開門のようですが中は綺麗で、
西生寺や町内の方々が清掃されているのでしょうか?
それでも年月を経た建物は大理石や窓ガラスにひび割れがあり、
仁王さんのガラスケースは底が錆びて
空海さんの背中も雨に侵食されています。
もし修復するとしたら何がどれだけ必要なのだろうと、
フワッと目算しただけで白目になってしまいます。

老朽化が進めば大事の前に解体されるのでしょう
(その前に3Dデータだけでも残して欲しいですが)。
盛衰もあるがままでいいのかも知れません。が、
つい人の知恵と輪が集まれば、信仰と観光の
資源に再生する事も出来る稀有の場所が、
素敵なお寺が、この古町に有るのに!
と思ってしまいます。だって、
こんなインスタ栄えする空海さんそうは居ませんよ?
そして未来のおば様方がワイワイおしゃべりする場所は
何処になるのでしょう、と。

修復・改修・管理・運営…有形文化財だとか、宝くじ基金だとか、
大企業の援助だとかで、もし目処が立つとしたら、どう進めたら
人が来てくれるかな?プレハブ寺としての再生だってコンセプト
ワーク次第で!なんて空想が膨らんでしまいます(笑)。

古町は碁盤の目のような町に小さなコミュニティー、
円が点在しています。小さな円が手を繋いだら、
きっと大きな輪に包まれて曼荼羅みたいです。
遊びや仕事、袖触れ合う程度でも古町に縁の有る
誰かの目に止まればと以上を記しました。

信仰の場にお邪魔させて頂いた程度の私が
何も知らずに書く事への躊躇もありました。
信心にも薄い私ですが、ただ建築として、
自分と重ね合わて見ていたのかも知れません。
フランケンシュタインの怪物として生きた、
私の残せるお話です。

SPIRIT01

狛犬

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ANOTHER

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CREATURE40

ゴーレム

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ANOTHER

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CREATURE39

セイレーン

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ANOTHER

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